プロが教える赤ちゃんの水分補給!5つのサインで脱水症状を予防しよう。子供や高齢者も必見!【保存版】

赤ちゃんは大人よりも体を占める水分の割合が多く、すぐに脱水症状に陥ってしまいます。
赤ちゃんは体のほとんどが水分でできています。
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先日、生後9ヶ月のきゅう太(長男)が突発性発疹にかかりました。
高熱が出るとぐったりとして、徐々に水分も失われていきますよね…。
小児科の先生からは「とにかく水分補給をしてください」とアドバイスされました。
今回は、病気になったり、汗をたくさんかいたり… 色々な状況がありますが、こんな時「赤ちゃんにはどのようにして水分補給をしていけば良いの?」ということをまとめてみました。
「赤ちゃんに上手に水分を与える事が出来ない」
「母乳も水分補給になるの?」
「水分補給するタイミングが分からない」
そんな疑問をもつママの参考になれば嬉しいです。
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さぁ、それではいってみよ~う!
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赤ちゃんの水分補給!基本知識
赤ちゃんは脱水症状になりやすいというけれど、大人とどれくらい何が違うのか疑問に思った事はありませんか?
以下は、「体内水分量」の違いです。
・普通の大人は体重の60%
・新生児は80%
・乳児は70%
やはり赤ちゃんはほとんどが「水」でできていますね!
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赤ちゃんの水分補給!脱水症状の恐ろしさとは?
脱水症は3つに分類されます。
ナトリウムなどの物質である電解質が、水分よりも不足している状態のこと。
赤ちゃんが下痢やおう吐をした場合におこりやすいんです。
赤ちゃんが下痢やおう吐をした場合には、水分だけではなく電解質(ナトリウム)も積極的にとりましょう!
「赤ちゃんはお水を飲んでいるから大丈夫~」
と思っている方は要注意です。
水分よりもナトリウムが減少しているから脱水症状になるんです!
初期の段階ではほとんど自覚症状がないのが特徴の低張性脱水!
赤ちゃんはしゃべることができないので、親が注意深く観察してあげましょう。
気が付いたら脱水症状が進行していた!というケースもあるので本当に注意が必要です。
ナトリウムなどの物質である電解質と水分が同じくらい不足している状態のこと。
喉がカラカラに乾くので、赤ちゃんは水分を欲しがります。
ただ、水分ばかりを摂取してしまうと、結果的に「低張性脱水(ナトリウム欠乏性脱水)」になってしまします。
やはり、水分と電解質の両方をとる必要がありますね!
水分が多く不足している状態のこと。
赤ちゃんが最も注意したいのはこれです!
汗をかいたり、高熱が出たりしてとにかく水分が不足している時におこります。
自分で上手に水分補給ができない「赤ちゃん」「子ども」「高齢者」に多いと言われています。
激しく喉が渇いたりするのに、ほとんど水分がとれない状態だととても危険です。
点滴や入院が必要になる場合がるので、初期段階で上手に水分補給することが最も大切だと言えます。
参考資料:脱水症について
赤ちゃんの水分補給!赤ちゃんのサインに気づこう!
「ママ~、のどが渇いたよ…」
「寒いよ…」
「暑いよ…」
こうしゃべってくれたらすぐに対処ができるのに…。
でも、赤ちゃんはしゃべることができません。
言葉で伝えられないので、ママやパパが注意深く観察し、赤ちゃんのサインに気づいてあげましょう!
赤ちゃんの5つのサイン
1・食欲がない
2・おしっこが出ない
3・機嫌が悪い
4・汗をかていない
5・口の中が乾燥している(よだれが少ない)
普段と比べてどうなのか?
きちんと観察して気づいてあげましょう。
3%でも水分が不足(体重が減る)してしまうと脱水症状になってしまいます。
怖いですよね…。
「今、赤ちゃんの体重はどれくらいなのか?」
万が一に備えて、日頃からきちんと把握しておきましょう。
赤ちゃんの水分補給!こんな時どうする?
離乳食が始まっていない赤ちゃんへの水分補給は母乳やミルクだけで十分と言われています。
それでもいつ何時、たくさんの水分が必要な状況になるか分かりません。
生後3ヶ月頃から少しづつ対策してあげるのがおすすめです。
与えるものは白湯か麦茶。
生後3ヶ月からは果汁も与えられますがアレルギーの心配、母乳やミルクの妨げになるので早くから与えるのは避けましょう。
1日1回程度、小さなスプーン5さじ程度を与えてあげましょう。
母乳育児の子は哺乳瓶を嫌がる子もいます。
哺乳瓶に慣れさせてあげるために練習目的で使うのも良いでしょう。
赤ちゃんの栄養はあくまで母乳やミルクです。
妨げにならない程度にしましょう。
離乳食が始まる頃からは様子を見て、量を増やして与えてあげると良いですね。
お風呂上がりはだいたい母乳やおっぱいを欲しがる子が多いです。
欲しがらなければ無理に与える必要はないのですが、赤ちゃんは喉が渇いていることを言えません。
ママもお風呂上がりは喉が渇きますよね。
赤ちゃんの水分は足りているのかと心配になります。
以下のようにすると良いでしょう。
・母乳の場合
欲しがるだけ与えても良いとされています。
お風呂上がりは意識して与えてあげると良いでしょう。
しっかり母乳が飲めているのなら、お風呂上がりに飲まないことを心配する必要はあまりありません。
・ミルクの場合
授乳のリズムがあります。
なるべくお風呂上がりにミルクの時間になるように調整してあげると、ママも安心です。
生後3ヶ月頃からは白湯や麦茶を練習程度に少量与えてから授乳するのがおすすめです。
離乳食が始まる頃からは様子を見て水分を与えてあげましょう。
汗ををたくさんかいた時は脱水症状になりやすいです。
特に注意して気をつけてあげましょう!
水分不足になり弱ってしまった赤ちゃんは泣けません。
そんな状態にならないように気をつけましょう。
汗をかいたからといって冷たい飲みものを多量に与えるのはNG。
赤ちゃんはお腹をすぐに壊してしまいます。
母乳やミルク、常温の白湯や麦茶、経口補水液などをこまめに与えてあげましょう。
母乳をあげているママは、ママもしっかり水分補給することが大切です。
汗をたくさんかいた時同様、母乳やミルク、白湯や麦茶を注意してこまめに与えてあげましょう。
嘔吐や下痢の時も同じです。
あまり飲んでくれないようなら、脱水症状になる前にすぐに病院に行きましょう。
絶対に母乳やミルク以外は受け付けないよ!という場合があります。
日常生活では、母乳やミルクがしっかり飲めているのなら特に問題はありませんが、水分が必要な時には心配なことがあります。
母乳育児の子はもしかしたら哺乳瓶が嫌なのかもしれません。
スプーンを使ってみましょう。
白湯がダメなら麦茶を、麦茶がダメならほうじ茶に挑戦してみましょう。
もう離乳食が始まっていて、白湯や麦茶を飲まないようなら薄めた果汁に挑戦するのも良いでしょう。
赤ちゃんの水分補給!日頃から出来る予防と対策
赤ちゃんが水分補給をしないと、とても恐ろしい脱水症状になってしまうことが分かりましたね。
では、日頃からできる予防と対策はあるのでしょうか?
以下は、生後9ヶ月のきゅう太(長男)が突発性発疹になった際、小児科の先生からアドバイスされたことをまとめてみました。
きっとお役に立てると思いますので、参考にしてみてください。
小児科の先生から2つのアドバイス
「ゴクゴクゴクゴク…」
赤ちゃんが白湯や麦茶をいつもよりゴクゴク飲んで驚いた事はありませんか?
少し時間が経過して…
「さっきあんなに水分をとったからもういらないだろう」
と勝手に判断するのはやめましょう。
大切なのはこまめに水分補給すること!
いらないかな?と思っても自己判断せずに赤ちゃんに水分をあげてください。
赤ちゃんもお腹がいっぱいで水分が不要な時はサインを出してくれます。
(※1度にたくさん水分をとっても不要な分はおしっこで出てしまいます。)
ちょっと動いたら水分補給、お昼寝をしたら水分補給など、周りの大人が気をつけてあげることが大切です。
生後9ヶ月できゅう太(長男)が突発性発疹にかかり、高熱が何日も続いた時に大活躍してくれたのがOS-1です。
脱水症状というのは水分だけではなく、電解質も上手に補給する必要があります。
ポカリスエットなども有名ですが、赤ちゃんには不向きです。
OS-1は赤ちゃんでも飲みやすく、十分なナトリウム濃度がある為、薬局などでも積極的に販売されています。
ペットボトルタイプ・ゼリータイプの2種類がありますので、それぞれ常備しておけば暑い夏も、夜間の病気の際も対応ができるのでおすすめです。
我が家は子供が2人いる為、OS-1を常備していますよ。
ゼリータイプがとても使いやすくて便利です。
もし気になった方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
もちろんOS-1でなくても経口補水液というのはたくさんの種類が販売されています。
・赤ちゃんや子供が飲みやすいもの。
・低価格でずっと続けて買えるもの。
・かかりつけ医のおすすめのもの。
などをポイントに選んでみてはいかがでしょうか?
まとめ
恐ろしい赤ちゃんの脱水症状!
汗をかきやすい暑い季節や風邪をひいて熱がある時などは本当に心配です。
赤ちゃんの様子をしっかりみて水分補給をしてあげて下さいね。
水分が取れないような状態なら、脱水症状になる前にすぐに病院に行くことを忘れないでください。
それでは~!