保育のプロ直伝!2歳児に最低限伝えておきたい食事のマナー3つご紹介!イヤイヤ期をしつけるのって大変だけど気楽にいこう!

「食べなーい」
「いらなーい」
2歳のコンちゃん(長女)はなかなかスムーズに食事をしてくれません。
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「魔の2歳児」という言葉があるように、ママにとっても子どもたちにとっても「2歳」は大変な時期です。
何でも「いや!いや!」。
何がどう嫌なのか、よくわからないママと子どもたちの戦いは想像以上に頭と体力を使いますよね。
食事をさせるだけなのに毎回ぐったり…。
ふぅ…。
「食べれるだけでいいんじゃないの!?」
なーんて思ってしまうほど忙しいですが、一度ついてしまった食事の癖を直すのは大人でもとても大変です。
難しい時期だからこそ少しずつ食事のしつけをしてあげましょう。
「忙しい毎日、ママだってゆっくり食事をとることもままならないのにどうやってしつければいいの?」
と悩む方も多いと思います。
今回はそんな悩みをもつ方の為に、保育のプロから教わった2歳児に最低限伝えておきたい食事のマナーを3つご紹介!
食事がだんだん楽しくなる工夫をして、焦らずにマナーを教えてあげるようにしましょう。
まだ2歳!
少しずつゆっくりが基本です。
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さぁ、それではいってみよ~う!
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2歳のイヤイヤちゃんに食事のしつけ!どうすりゃいいの?
1)ご挨拶はしっかりと!
「いただきます。」
「ごちそうさまでした。」
このご挨拶ははしっかりと教えてあげましょう~。
動物やお野菜から命をいただいているという事。
すべてに自分と同じように大切な命があり、その命をいただいているいう事。
牛や豚や鶏を育ててくれている人、お野菜を育ててくれている人、お料理を一生懸命作ってくれている人がいるという事。
「全てに意味があるんだよ~!」と知らせてあげることが大切です。
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そしてその全てが、「あなたのため」ということも忘れずに伝えて下さい!
自分のために頑張ってくれている人がいるということを知ることで、心が満たされ感謝の気持ちをしっかり持てるようになります。
いただきますとごちそうさまのご挨拶は、「みんなにありがとうという気持ちを伝えるためにある」ということを、繰り返し言い聞かせましょう~。
お買い物中実際に食材を見せ、「これは牛さんなんだよ」などと語りかけながら説明してあげると、子どもたちはお店を走り回ったりすることより楽しい遊びを見つけてくれます。
おしゃべりがうまくできなくても、手を合わせるだけでもOK。
ここで教えてあげたいのは言葉ではなく、感謝の気持ち!
なぜ、いただきますとごちそうさまを言わなければならないのか、ということをいろんな形で日頃から伝えていきましょう。
2)おはしの持ち方について
お箸のトレーニングを始めたばかりの2歳!
お箸の持ち方は癖がつきやすいのでしっかりサポートしてあげましょう。
教えてあげられるのは、食事の時だけじゃないですよ~。
食事の時だけにトレーニングとなると、本当に些細なことで機嫌をそこねてしまったり、大泣きして食事が進まないなんてことがありますよね…。
だから遊びに取り入れてあげましょう~!
これはめちゃくちゃ効果的です!
楽しく学ぶことができ、パパやママも子どもをたくさん褒めてあげることができます。
ただ、お箸を持ったまま歩いたり走ったりしてしまうと危険なのでしっかり見守って下さいね。
小豆など小さなお豆などを使い、「正しくお箸を持つとしっかりつかめる」というような「楽しさ」を教えてあげると自分からどんどん進んでお箸を使ってくれるようになります。
煮豆などをおやつにするのも良いですねっ!
できた時にはしっかり褒めてあげて写真などをとってあげると、たのしくトレーニングできます。
2歳のコンちゃん(長女)はカメラ好きなので、よく写真をとったり動画をとったりしています。
時にはTV電話を使って、おばあちゃんに「お箸が上手に使える自分」をアピールすることもありますよ。
「すごーい!」
「上手にお箸が使えるようになったね~」
と言われた時のコンちゃん(長女)の顔は、とっても自信に満ち溢れた良い顔をしています。
そういう瞬間を少しでも多くつくってあげることが親の役目なのかもしれませんね。
な~んて思っています。
今すぐにできなくても、「その子のペース」を大切に長い目で見ていきましょう~。
気楽に、気楽に。
3)食事中は立ち歩かない
食事をしている時と、遊ぶ時のメリハリはしっかりつけましょう。
食事をしている途中に違うことに気が向いてしまい、歩き回ったり遊び始めてしまうというのは珍しいことではありません。
特にたくさんの人たちと食事をするような席では、子どもたちもいつもと違う環境で落ち着きがなくなってしまいがちです。
子ども:「バタバタバタバタ…」
ママ:「ちょっと静かにしなさーい」
このやり取り…できればしたくないです…。
子どもだからしょうがないのですが、周りの人の迷惑にもなりますし、パパやママにとったら悩みの種になります。
「しっかりお座りをしないと食事は出来ない!」という事を教えてあげましょう。
立ち歩きウロウロしているのに、ダラダラ食事を与えてしまってはダメ!
食べてくれるならいっか…。
と、ついつい与えちゃう気持は本当によく分かります!
でもやっぱり、根気強く繰り返し伝えていかなくちゃいけないです^^
自分の思い通りにいかず大泣きしてしまうようなら、いったん食事の席をはなれて気分転換するのも良いかもしれません。
食事と遊びが混同してしまわないように、気をつけてあげることが大切ですね。
難しいけど、頑張ろう~!
まとめ
食事のしつけに限らず、「しつけに大切なこと」は子どもたちはもちろん、パパやママにもできるだけ負担にならないようにすることです。
何度も言っているのにできなかったり、言うことを全く聞いてくれない日だって多々あります。
いや、そういう日しかないかも…。
でも、まだまだ始めたばかり!
生まれて数年しか経っていないのですから、本当は生きていてくれるだけでもありがたいこと。
どうか思うようにうまくいかなくても、深く悩まずに気を楽にしましょう~。
親の気持ちはすぐにこどもに伝わっちゃいます。
焦る必要なんかないですよね~。
喜怒哀楽が特に激しく難しい時期ではありますが、楽しいことが大好きな2歳!
パパやママたちが喜び褒めてくれることを何度も何度も繰り返し、「よくできたね!ありがとう!」という言葉を言ってもらえるのを、常に楽しみに待っている時期でもあります。
【子どもに伝えたい最低限のマナー3つ】
➊ご挨拶をしっかりすること
➋お箸を正しく持つこと
❸食事は座って食べること
この3つのマナーを繰り返し伝えてながら、ゆっくりと子どもたちの成長を見守っていきましょう~。
「食事ってこんなに楽しいものなんだ~!」
と自然に思ってもらえるように、わたしも頑張っていきたいと思います。
「イヤイヤ~」も成長の証。
この時期を上手に乗り切りながら少しずつ「しつけ」が出来たら最高ですねっ!